上映作品 その2

【華麗なる音楽映画】
『ラ・ラ・ランド』  
2016年/アメリカ/128分
監督:デイミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、キャリー・ヘルナンデス他

何度もオーディションに落ちてすっかりへこんでいた女優志望の卵ミア(エマ・ストーン)は、
ピアノの音色に導かれるようにジャズバーに入る。そこでピアニストのセバスチャン
(ライアン・ゴズリング)と出会うが、そのいきさつは最悪なものだった。ある日、
ミアはプールサイドで不機嫌そうに1980年代のポップスを演奏をするセバスチャンと再会し……。

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Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND. Photo courtesy of Lionsgate. (C)2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

『東京流れ者』   
1966年/日本/82分
監督:鈴木清順
出演:渡哲也、松原智恵子、吉田毅、二谷英明他

前年にヒットした同名歌謡曲をモチーフに、川内康範が原作・脚本を、
鈴木清順が監督を務めたアクション映画。
任侠映画風の新潟編、コメディ風の北九州編、そしてハードボイルド風の東京編という、
趣向を凝らした構成となっている。本堂哲也はヤクザ稼業から足を洗い、恋人の千春と
結婚する決心をしていた。哲也は自分が属する倉田組の組長が、金融業の吉井という男
からビルを担保に金を借りていることを知る。彼は吉井に会い手形の延期を申し込むが、
吉井は倉田組と敵対する大塚組に脅され権利書を奪われたあげく、殺害されてしまった。

 

『ツィゴイネルワイゼン』    

(c)1980 写真提供:リトルモア 
1980年/日本/144分
監督:鈴木清順
出演:原田芳雄、大谷直子、藤田敏八他

士官学校教授の青地豊二郎(藤田敏八)と、元同僚で無頼の友人・中砂(なかさご)、
糺(原田芳雄)は旅先で、弟の葬式帰りだという芸者・小稲(大谷直子/園と二役)に会う。
1年後、結婚したという中砂の家を訪ねた青地は、その妻・園が小稲に瓜二つであることに驚く。
二人はすき焼きをつつき酒を酌み交わすが、園はこんにゃくを千切り続ける。
食後、書斎でサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」のSP盤を聴く二人。
演奏中、サラサーテが何やら呟いているが、何を言っているのかは聞き取れない。
青地が妻・周子(大楠道代)の妹(真喜志きさ子)の見舞いに病院に行くと、義妹は、周子と中砂が一緒に来て、
中砂の目に入ったゴミを周子が舌で舐め取ったと言う。
中砂と園のあいだに娘が生まれ、青地の名をとって豊子と名づけられるが、翌年、園はスペイン風邪にかかり
幼い豊子を残して死ぬ。新しい乳母ができたという中砂邸を訪ねた青地は、園が赤ん坊を抱いているので驚くが、
それは小稲であった。中砂が死んで数年後、美しい少女に成長した豊子を連れて小稲が青地の家にやってきて、
中砂が貸した辞書を返して欲しいという。連日、小稲は青白い顔をして中砂が貸しているものを返してほしいという。
そしてサラサーテのレコードを貸してあるはずだから奥様に聞いてほしいと……。

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【ドキュメンタリー映画の可能性】  
『チリの闘い』  ※この作品はフリー券の方のみがご鑑賞できる特別作品ですのでご注意下さい! 

(C)1975, 1976, 1978 Patricio Guzman 

1975年/チリ・フランス・キューバ合作/263分
監督:パトリシオ・グスマン


第一部:ブルジョワジーの叛乱
1973年3月におこなわれた議会選挙における左派(人民連合)の予期せぬ勝利に続く、右派による攻勢の激化を検証する。議会制民主主義がアジェンデの社会主義政策を阻止できないことを思い知った右派は、その戦略を国民投票から街頭闘争へと転換する。この第一部は、右派が政府を弱体化して危機的状況を引き起こすために、デモやストライキの扇動から暴動、そしてテロへとその暴力的戦術をさまざまに駆使する様子、そしてついには軍部がクーデター未遂事件を引き起こすまでの数か月間を追う。

・第二部:クーデター
第二部は、第一部の終盤に登場した1973年6月29日のクーデター未遂事件で幕を開ける。この「クーデター未遂」は、軍にとって有益な予行演習となったことは明らかであり、「本番」がおこなわれるのは時間の問題だと誰もが認識しはじめた。左派は戦略をめぐって分裂し、一方右派は着々と軍による権力掌握の準備を進める。最終的に73年9月11日の朝にクーデターが実行に移され、大統領府は軍による爆撃を受け破壊される。アジェンデはラジオを通じてチリ国民に向け演説をした後、自殺と思われる死を遂げる。同じ日の夜、アウグスト・ピノチェトを議長とする軍事評議会のメンバーがテレビ出演し、新たな軍事政権の発足を宣する。

・第三部:民衆の力
平凡な労働者や農民が協力し合い、"民衆の力"と総称される無数の地域別グループを組織してゆく姿を追う。彼らは食糧を配給し、工場や農地を占拠・運営・警備し、暴利をむさぼる闇市場に対抗し、近隣の社会奉仕団体と連携する。こうした活動は、まず反アジェンデ派の工場経営者や小売店主や職業団体によるストライキへの対抗手段として始められたものだった。やがて"民衆の力"は、右派に対し決然たる態度で臨むことを政府に要求する、ソビエト型の社会主義的組織体へと徐々に変質してゆく。

 

『人類遺産』    
2016年/オーストリア・ドイツ・スイス合作/94分
監督:ニコラウス・ゲイハルター


 『いのちの食べかた』などのニコラウス・ゲイハルター監督が、およそ4年の歳月を費やして
世界各地に存在する70か所を超える廃虚の撮影を敢行。
人々の姿は消え失せ、緑に覆われ、鳥が飛び、風が吹きすさび、
朽ち果てるのを待つだけとなった廃虚の数々。
団地群、テーマパーク、劇場など、かつて活気づいていた場所は……。

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(C)2016 Nikolaus Geyrhalter Filmproduktion GmbH 

『山田孝之のカンヌ映画祭』   
2016年/日本/1話~12話/各24分
監督:山下敦弘、松江哲明
出演:山田孝之、山下敦弘、芦田愛菜他

2017年テレビ東京の深夜枠で放映され、ついに映画化にまでなった
『山田孝之のカンヌ映画祭』が、なんと日本のカンヌこと宮崎(?)で
一挙上映!『カンヌで最高賞を獲りましょうよ』山田孝之のこの一言で
始まった2016年の熱い夏の記録!

 
アーサー・C・クラーク生誕100年記念上映! 
『メッセージ』 
  2016年/アメリカ/116分
監督:ドゥニ・ビルヌーヴ
出演:エイミー・アダムス、ジェレミー・レナ―、フォレスト・ウィテカー


巨大な球体型宇宙船が、突如地球に降り立つ。世界中が不安と混乱に包まれる中、言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は宇宙船に乗ってきた者たちの言語を解読するよう軍から依頼される。彼らが使う文字を懸命に読み解いていくと、彼女は時間をさかのぼるような不思議な感覚に陥る。やがて言語をめぐるさまざまな謎が解け、彼らが地球を訪れた思いも寄らない理由と、人類に向けられたメッセージが判明し……。  

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